森の妖精

本日はひょんなことから森に潜入!

野生のカンガルーがたくさん寝ていると言うことで、それは是非にも見てみたいな~と思いつき、そそくさとその森に向かいました。
森自体はすぐに発見でき、パーキングに車を停車し、まずは野っ原を見渡しました。

いましたいましたノラカンガルーの群れが!
ややテンション高めに徐々に忍足で近づきます。
しかし、人馴れしているせいもあって、人間にはあまり驚きも警戒心もない模様!
とりあえず、頭を撫でて尻尾も手を筒状にして根元から「シャ~」と滑らしてみたあとは、お約束の匂いをチェック、思ったより獣の匂いはせず、「ん~カンガルーの匂いかな」

その場は五分足らずで飽きてしまい、誘い込まれるようにと獣道へとズンズン進んでみます。
真昼の木漏れ日が真上から差し込み「ん~なんともいい気持ちだなぁ」と思いつつも前進前進。
誰一人居ない森の古道を、小枝をバキバキとふみ鳴らしさらに奥へ奥へと入っていきます。
木々の隙間に、なにやら緑の小さな人形のようなものは!
背中にはトンボの羽根のようなものがついており、私の気配を察知したのか、フワフワ~と木々の上の方に飛んで行ってしまいました。

「いたのか妖精ここにも」
心の中でつぶやき、
「ん~今日はとても良い日だな~」
とまた心の中でつぶやき
半分染み入った気持ちと、半分切なくもある気持ちで森をあとにした。

まだまだ地球も捨てたもんじゃなさそーだな~ 完

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